ヌン活レポ②ロビーラウンジ ル・ジャルダン/ホテル椿山荘東京

アフタヌーンティー

かねてよりの高名もさることながら、昨年の歌仙兼定&文京区のコラボ(togetterまとめへ)で、その行き届いたサービスとホスピタリティを存分に示したホテル椿山荘。

いつか行ってみたいと思っていたら、日々仕事に忙殺される友人の「連休に楽しい予定を入れないと生きていけない。私もヌン活したい」という言葉により、思いのほか早くに実現しました。「やったー!ずっといってみたかった つばきやまそうだよー!!」というテンションです。

ちなみに「つばきやまそう」は誤読で、正しくは「ちんざんそう」。ホテルのトイレットペーパーのシールで気が付きました。文字ならなんでも読む気質で命拾い。

いざ、椿山荘

去年永青文庫目当てで来たので、なんとなく道を知っている護国寺。6番出口から1.1km、閑静な住宅街を歩きます。歩きやすい靴なら10分、ヒールでも15分かからないでしょう。

ついた!
結婚式仕様にドレスアップした美しい女性がたくさんいますが、ホテルなので旅装姿の方もいてちょっと安心。いい年なので落ち着いて振る舞いたいものです。うひゃーとか言ってる場合ではない。

長い廊下、たっぷりしたカーテン、飾られた調度品、柔らかいじゅうたん、空間が贅沢に使われている…
お手洗いにある「指輪の置き忘れにご注意ください」がやけにリアルでした。ドレスアップした女性がたくさん来るからこそだろうなー…

ロビーラウンジ ル・ジャルダン/ホテル椿山荘東京

プラン名【ご好評プラン】 乾杯シャンパン+ローストビーフ+ハイティー 5,500円→ 4,500円

2回目にして既にヌンではないヌン活レポが発生してしまいました…(一度目はこちら)。流石の連休前で、うかうかしてたらアフタヌーンティーの予約が埋まってしまったのです。しかし今回は「椿山荘」が第一目的だったので、ハイティーに滑り込みました。つまりハイ活。

ハイティーとは、調べたところアフタヌーンティーよりもっと遅い時間に行うお茶タイム…必然的に夕食を兼ねるものなので、軽食・お菓子だけではなく、お肉やお魚が出てきます。起源や広まりを調べたら面白かった…

三段のオードブルセット

「味の予測がつかない面白いものが、一口サイズで色々食べられる」という夢のようなティースタンド。ハイティーなのでしょっぱいもの三昧。控えめにいって最高。

一番上のお皿の子たちがとりわけ美味しかった。

  • サマートリュフとインカの目覚めを使った一口プチシュー
    マッシュポテトでシンプルに見えて、もぐもぐすればするほど美味しい。
  • 枝豆とクリームチーズの春巻き アボガドディップ
    これはもう文面読むだけで「あっ好きなやつ…」ってかんじ。超美味しかった。
  • キアヌと穀物各種とひき肉のメランジュ カレー風味のエスプーマ
    スパイスが効いているけど塩気は少な目、ボリッボリしてた。本当にボリッボリ。でも二口で食べられちゃうから、「なにこれ…消化に悪そう…おもしろい…」って言ってるうちに食べ終わります。これ小皿いっぱいでてきたら飽きるけど、そんな出し方は絶対しないんだろうな。

キューカンバーサンドイッチはすっぱかった!

この時点で、「はっ、変わったものいっぱい食べられて嬉しいけど、すぐにパクパク食べ終わっちゃうかも。勿体ないかな」って思ってたんですが、この後がすごかった。

メインディッッシュ・シェフ特製ローストビーフ

味付けはガーリック醤油・西洋わさび・塩でお好みで。
…お判りいただけるだろうか。

私の知っているローストビーフと違う。
しかも2枚重なっているのが見えるでしょうか…写真が下手でごめんなさい…一人一枚あるの。薄切りスライスがお洒落なかんじでドレッセされてくるのかと思っていたら、いい意味で裏切られたよ!
柔らかくて、脂身はとろけて、お肉食べたー!という満足感。食べ終わる頃にはおなかいっぱい。醤油+西洋わさびが最高でした。

デザート

ホットアップルパイ ジンジャー風味のアイスクリーム。
ホテルのアップルパイは大体おいしい」という経験則は今回も当たり。カスタードとかスポンジが入ってない、パイ生地と林檎だけのアップルパイって最高。生姜のアイスも珍しくて美味しかった…
友人はクラシックチョコレートケーキのバニラアイス添えを。
苺のムースと、ピスタチオムースのホワイトモンブランもおいしそうでした…

飲物

シャンパンが最初に付いて、デザートに紅茶か珈琲を選べます。追加で頼む場合は、

「メニューはないんですが、
 シャンパンおかわり、ソフトドリンク数種類(※すらすらと列挙)
 ワインの赤・白、
 それからカクテルは大抵のものならお出しできます」

とのことです。私はほぼ下戸なのでシャンパンとお水→デザートの紅茶で充分でしたが、一杯1000円なのでくいくい飲む方は高くついちゃうかも。でも、友人が赤ワインを頼んだら「折角ですから、おまけしちゃいますね。内緒ですよ」って少し多めに注いでくださいました。内緒って言われたので内緒にしておいてください。

サービスの方が丁寧で親切で、それでいて親しみやすい雰囲気を出せる素敵なお姉さんで、「ああ、あの品のあるキュートさとさりげないサービスにお金を払うのだ…」と納得できるサービスでした。呼びたい時にふっと目で探すとすぐにいてくれる、実に過不足ない感じ。

総評

特別な空間で、行き届いたサービスを受け、自分ではまず作れない品々を食べ、時間を気にせずゆっくりする」という点を全部満たしていてパーフェクトでした。もともと高かった期待を裏切らないどころか、ひょいっと上回った。これには私の中の歌仙さんもにっこりです。

ハイティーは一休価格で税込4500円。ディナー代だと思えば高くないお値段だと思います。頻繁には行けないけど、それでいてたまに行く贅沢としては可愛めのお値段。大満足です。

比較対象を増やしたいのであちこち行きたいんですが、こちらはこちらで是非また行きたいので、「椿山荘行ってみたいな、案内してよ」と思った友人各位、お気軽にご連絡ください。

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